独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が発行する「CBIプログラム認証付きサステナビリティボンド」への投資について
独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が発行する「CBIプログラム認証付きサステナビリティボンド」への投資について
当協会は、このたび、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が発行するCBI認証付きサステナビリティボンド(以下「本債券」)への投資を決定しました。
「サステナビリティボンド」とは、調達資金の使途が、①環境改善効果があること(グリーン性)及び、②社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)の双方を有する債券です。
本債券は、複数の国際基準等(注1)に適合している旨、国際的な第三者評価機関であるDNVによる検証と、厳格な国際基準を設けるClimate Bonds Initiative(CBI:低炭素経済に向けた大規模投資を促進する国際NGO)からのプログラム認証(一度の認証で継続的な債券発行が可能となる制度)をアジアで初めて取得しております。
また、本債券の発行により調達した資金は、環境負荷を低減させる交通インフラの整備等のグリーンプロジェクトに100%充当されるだけでなく、地域の生活に必要不可欠というソーシャル性も有するものであり、国連の持続可能な開発目標(SDGs)(注2)の達成にも貢献するものです。
当協会は、公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に寄与すべく、社会的使命・役割を果たして参ります。
<本債券の概要>
銘柄 | 第163回鉄道建設・運輸施設整備支援機構債券(CBI認証付きサステナビリティボンド) | ||
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年限 | 5年 | ||
発行総額 | 50億円 | ||
利率 | 0.364% |
(注1) 気候ボンド基準3.0版・陸上交通基準2版(CBI)、グリーンボンド原則・ソーシャルボンド原則・サステナビリティボンドガイドライン(2021年 国際資本市場協会ICMA)、グリーンボンドガイドライン(2022年版 環境省)、ソーシャルボンドガイドライン(2021年版 金融庁)
(注2) 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲット