信用保証料

 信用保証料は、信用保証協会と中小企業者との信用保証委託取引に基づく信用保証の対価であり、金利や手数料とは異なり、信用保証協会独自のものです。

1.責任共有制度

 責任共有制度とは、信用保証協会と金融機関とが適切な責任共有を図り、両者が連携して中小企業者の経営状況等を継続的に把握し、融資実行及びその後における経営支援や再生支援といった中小企業者に対する適切な支援を行うことを目的として、全国の信用保証協会で導入されている制度です。
従来は、お客様の借入金額の100%を信用保証協会が信用保証をすることが原則でしたが、平成19年の責任共有制度の導入以降、一部の保証制度を除き、信用保証協会が80%、金融機関が20%の割合で責任を共有しています。

2.信用保証料率区分(弾力化体系)

 信用保証料は一般社団法人CRD協会が運営する「CRD(中小企業信用リスク情報データベース)」で財務評価を行った後に、財務以外の要因(定性要因)を加味して最終的に決定します。

  • 信用保証料率表

(注)個人事業主で貸借対照表および損益計算書を作成していない方や創業者等、
財務評価ができない方については区分5の料率が適用されます。 信用保証料の計算例

2.保証料率決定までの流れ

ただし、特別小口保険、流動資産担保融資保証、セーフティネット保証等の特別な保証については対象外となります。

  • 条件変更時の料率
    条件変更を行う場合(当座貸越根保証、カードローンの期間延長を含みます。)は保証料率の見直しは行わず、当初保証承諾時の料率が適用されます。
    また、割引料率を適用している場合は、条件変更を行う場合も継続されます。

3.徴収方法

 信用保証料は、原則として融資実行時に一括払いとなります。

4.計算方法

  1. 一括返済の場合
    貸付金額(円)×  信用保証料率  × 保証期間(月)/12ヶ月
    注)確定日保証の場合は日数計算となります。詳しくはお問い合わせ下さい。
  2. 分割返済の場合


    A据置期間部分
     貸付金額(円)× 信用保証料率 × 据置期間(月)/12ヶ月
    B分割返済部分
     (貸付金額-据置金額)(円)× 信用保証料率 × {(保証期間-据置期間(月))/12ヶ月}× 分割係数
    C据置金額部分
     据置金額(円)× 信用保証料率 × {(保証期間-据置期間(月))/12ヶ月}

5.分割返済回数別係数

分割返済回数別区分 均等分割返済回数別係数 不均等分割返済回数別係数
6回以下 0.70 0.77
12回以下 0.65 0.72
24回以下 0.60 0.66
25回以上 0.55 0.61

6.信用保証料の計算例

貸付金額 100万円 信用保証料 1.15% (平均的な保証料率)

◆一括返済
保証期間 6ヶ月の場合

1,000,000円 × 1.15% × 6ヶ月/12ヶ月 = 5,750円

◆分割返済
保証期間 36ヶ月、均等分割返済、据置期間6ヶ月
30回払い(29回目まで32,000円、最終回72,000円)の場合

A据置期間部分
 1,000,000円 × 1.15% × 6ヶ月/12ヶ月 = 5,750円
B分割返済部分
 (1,000,000-40,000円) × 1.15% × {(36-6(月))/12ヶ月} × 0.55 = 15,180円
C据置金額部分
 (72,000-32,000円) × 1.15% × {(36-6(月))/12ヶ月} = 1,150円

A + B + C =22,080円

7.信用保証料の目安

貸付金額 100万円 元金均等返済、据置期間なしの場合

〈 単位 : 円 〉

保証期間 6ヶ月 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年
責任共有保証料
1.15%
4,025 7,475 13,800 18,975 25,300 31,625 37,950 44,275
責任共有外保証料
1.35%
4,725 8,775 16,200 22,275 29,700 37,125 44,550 51,975

上記の金額は貸付金額100万円で算出した額であり、貸付金額や制度、経営状況等により異なります。

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